テナガエビとは?

川や池に生息する、名前の通り手が長いエビです。特にオスの手は長く大きくなります。メスは控えめです。

大きさは手を含め、春に釣れる小型のものは5cm前後から、最盛期には20cm以上の塩焼きサイズになります。夜行性ですが、昼間でも問題無く釣れます。また、魚と違い、見つけたエサに躊躇無く食いつきますので、誰でも簡単に釣る事が出来ます。

釣りに適した時期は、ゴールデンウィーク辺りから釣れ始め、9月中旬位まで楽しめます。

一般的に梅雨の釣りの様に思われますが、8月辺りからはサイズも大きく、私はベストシーズンは8月の真夏の釣りだと思っています。

上の写真も8月上旬に江戸川の国府台で釣りました(場所は東京近郊の釣り場ページ参照)。

●釣り味の魅力

元々は江戸前、東京中心の釣りでしたが、全国にファンを広めつつあります。

道具は短い竿に簡単な玉ウキ仕掛けとシンプルです。道具にお金もそれ程かかりません。

魚じゃないし引くの?と、思われるかもしれませんが、20cmを超える大型にもなると、独特のエビバックで引きを楽しませてくれます。

釣りに不慣れな初心者や小さなお子さんでも簡単に釣れますので、家族連れのファミリーフィッシングや釣りの入門にも最適です。

●食べる魅力

テナガエビはとても美味しいエビです。居酒屋によく「川えびの唐揚げ」ってあるじゃないですか?まさにあれです。

網で焼いても美味しく頂けます。但し、最近の放射能汚染を考えると、食べる方は自己責任でお願い致します。食べずにリリースしても、釣り自体は充分楽しめます。